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  • クルマを売る

中古車を売却するのに必要な書類は?売却に最適な時期についても解説

中古車を売却することが決まったら、まずはやっておきたい事前準備がいくつかあります。

売却方法を検討することはもちろんですが、事前に必要な書類を準備したり、高く売れる売却時期について知っておくことで、売却の際の交渉を優位に進めることができるかもしれません。

ぜひ、ご覧ください。

売却する方法について

クルマを売却する意思が固まったら、売却する方法について検討します。

売却の方法は、一般的には3種類あります。

まず、ひとつめはディーラーに下取りしてもらう方法。ふたつめは、フリマサイトを利用したりオークション等で個人に売却する方法。三つめは、一括査定を申し込んで、査定額が高かった業者に売却する方法です。

ディーラーに下取りを依頼する

ディーラーに依頼した場合、新車の購入とお持ちのクルマの売却が1度に済むというメリットがありますが、あくまで「下取り」なので、査定金額は中古車買取業者と比較して低くなります。

フリマサイトやオークション等で個人に売却する

フリマサイトやオークションを利用すると、中間マージンが発生しない分、高い価格で売却が可能ですが、代金が支払われないといったトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

一括査定に申し込む

一括査定では、複数の業者間で買取価格の競争が起きるので、相対的に買取価格は高くなりますが、売却を予定しているクルマの年式や走行距離によっては、個別に買取業者に相談したほうがよい場合もあります。

一括査定サイトの利用が向いている場合とおすすめしない場合

一括査定サイトの利用が向いている場合

一括査定サイトの利用が向いている場合は、すぐにでも売却したい場合と、比較的年式の新しい、市場での需要の高いクルマを買い取ってもらいたい場合です。

中古車には相場価格があり、時期によって変動するため、手放す時期が決まっていれば、営業マンもできるだけ高い金額を提示することができます。

また、比較的年式の新しい3~5年落ちの車は市場のニーズが高いので、一括査定に登録しているような大手の業者の買取意欲が高く、価格がつり上がる可能性があります。

一括査定サイトの利用をおすすめしない場合

一方、売却する時期が明確ではない場合や、今お持ちのクルマの相場について聞きたい場合は、査定サイトでは教えてもらえないので、個別に業者に問い合わせることをおすすめします。

また、営業電話が苦手な方や、知らない番号からたくさん電話がかかってきて嫌だなと感じる方は、一括査定サイトではなく、インターネットで検索するなどして、買取業者に個別に電話してみることをおすすめします。

最後に、年式の古いクルマや走行距離の長いクルマの売却を検討している場合も、一括査定ではなく、廃車買取の専門業者に個別に連絡したほうが丁寧に対応してもらえることが多いです。
一括査定サイトに登録しているような買取業者は、買い取ったクルマを店頭で再販して利益を得ているので、市場で需要がないクルマについては、買取に積極的ではない場合が多いためです。

必要書類の準備

必要書類をあらかじめ準備しておけば、購入する意思をディーラーや販売店に強く示すことができます。どんな書類が必要か見ていきましょう。

必要書類は8種類

普通自動車を売却する場合、必要な書類は全部で8種類あります。
そのうちご自分で準備が必要な書類は6種類です。

必要書類準備する人準備に必要な時間
自動車税納税証明書ご自身
自動車検査証ご自身
実印ご自身1日
印鑑登録証明書ご自身1~3日
自賠責保険証ご自身再発行の場合
3~7営業日
自動車リサイクル券ご自身
委任状買取店で準備
譲渡証明書買取店で準備
普通自動車を売却する際の必要書類

一方、軽自動車を売却する際に必要となる書類は次のとおりで、全部で5種類です。

必要書類準備する人準備に必要な時間
軽自動車税納税証明書ご自身
自動車検査証ご自身
印鑑ご自身
自賠責保険証ご自身再発行の場合
3~7営業日
自動車リサイクル券ご自身
軽自動車を売却する際の必要書類

必要書類を準備しておくメリット

自動車を売却する場合、ご自身で事前に準備が必要な書類は、普通自動車の場合6種類、軽自動車なら5種類あります。これらの必要書類をあらかじめ手元に準備しておくと、価格の交渉を優位な立場で行うことができます。

特に、まだ印鑑を役所に登録していない場合、平日の限られた時間に窓口に出向かなければならず、忙しいとついつい後回しになってしまいます。

その結果、売買契約書を締結していても、すべての手続きが完結しないために、納車が遅れてしまいます。

中古車販売店やディーラーは、このような事態をできるだけ回避したいと考えているので、事前に書類の準備をして購入の意思を強く示すことで、価格や納期の交渉を行う余地が広がります。

売却に適したタイミング

中古車を売却する前に、クルマを高く売ることができるタイミングについてをあらかじめ頭に入れておきましょう。

タイミングとしては1年に2回ありますので、それらの内容について解説させていただきます。

1~2月が売却にベストなタイミング

1年で最も中古車が高く売れるのは1〜2月です。

3月になると新学期や社会人の新生活等の環境の変化により車の需要が高まるので、全国の自動車販売店はできる限りたくさんの在庫を確保しようとします。

よって、平常時より多少高い価格でも販売店は車を買い取っておきたいという気持ちがあるのです。

少しでも高く売りたいと考えている人は、この時期を目指して準備を進めて行くといいでしょう。

7~8月もおすすめ

もし、1〜2月の売却が難しい場合は、7〜8月も車が高く売れる時期なのでおすすめさせていただきます。

9月は企業の配属替えの時期になるので、転勤や転職する人が多く、車の需要が高まります。

また、夏のボーナスの時期でもあるので、より購入意欲が高まっていると言えます。

自動車業界の事情で言うと、9月は半期決算でもあるので、売上を伸ばす為にも出来るだけ在庫の確保をしたいと考えています。

以上の理由から、3月程ではありませんが、9月もまた繁忙期となる為、7〜8月にかけて在庫確保に向けた動きが活発になっていきます。

ちなみに、車は一般的に時間の経過とともに価値が下がりますので、高く売りたいからといって翌年の1〜2月まで売却を待つ必要は無いでしょう。

1〜2月の売却がどうしても難しい場合は、7〜8月の売却を検討してみて下さい。

まとめ

中古車を売却する際には、まず売却方法の検討、次に必要となる書類の準備、最後に売却時期の見極めが必要です。

特に、売却方法と売却時期については、方法や時期によっては数十万円の差が出てしまうこともあります。ご自身のクルマに適した売却方法で売却することができれば、高価買取が期待できます。

中古車を売却する際のご参考になれば幸いです。

ジャンクカー.jpでは、買い替え、ご売却、どんなご相談でも承ります。大手の買取業者があまり積極的でない、廃車や事故車の買取も積極的に行います。お気軽にご連絡ください。

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