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クーペは維持費も安くてかっこいい?クーペの特徴とメリット・デメリット
クーペといえば、屋根が開閉できるスタイリッシュなスポーツカーを思い浮かべる方が多いと思います。
この記事では、クーペの特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。維持費が安い?といううわさもあるようですが、実際にはどうなのでしょうか。
目次
クーペの特徴
クーペとは車の形状を表し、一般的には、2ドアで車高が低く、スタイリングを重視した車です。
いわゆる「スポーツカー」と呼ばれるような車種が多く、代表的な車種は、トヨタのスープラや日産のフェアレディZ、ルーフを閉じた状態のダイハツのコペンなどです。
走行性能が高く、走る楽しさを存分に感じるためのモデルで、荷物やヒトを運ぶことが本来の目的ではありません。
クーペのメリット・デメリット
クーペのメリット
クーペには次のようなメリットがあります。
◎見た目のスタイリッシュさ
◎走行性能が高いため、運転を楽しめる
◎オープンカーなどのモデルもあり、注目を浴びやすい
◎車高が低いため、安定して運転できる
◎高級クーペには最新鋭の技術が搭載されている
クーペの魅力は、なんといっても見た目のスタイリッシュさにあります。多くのクーペの車体の全高は1.4メートルを切るように設計されていますが、これはデザイン性を重視しているためです。
また、車高が低いため、走行中のバランスが保たれ、安定して運転することができます。
同乗者にとっても、重心が低くなることで左右に振られることが少なくなり、スピードを出してコーナーを曲がる際も、乗り心地のよさをキープできます。
クーペのデメリット
一方、クーペには次のようなデメリットがあります。
×乗車定員が少ない
×排気量の大きい車種が多く、燃費性能は低め
×車高が低いため、乗り降りがしにくい
×荷物を積めるスペースが少ない
×全幅が広い車種が多く、車庫入れや縦列駐車が難しい
クーペのデメリットとして挙げられるもののひとつが、乗車定員や荷物を積むスペースが限られていることです。
乗車定員は2名のことが多く、トランクスペースにも大きな荷物はほとんど入りません。
また、全幅が広い車種が多く、車庫入れや縦列駐車が難しい場合もあるので、運転が好きな人や得意な人向けの車種であるといえます。
クーペの維持費は安いのか
クルマの維持費には、大きく分けて税金・保険料・ガソリン代・メンテナンス費用等がありますが、このうち税金やガソリン代はクルマの重量やエンジンの性能に拠るところが多いので、クーペだから安い高いということにはなりません。
ただし、保険料に関しては、クーペは他の車種と比較して、型式別料率クラスが高く設定されている傾向にあります。
型式別料率クラスとは、車種やグレードによって設定されている料率で、過去のクルマの型式ごとの事故率によって決定されています(出典:ソニー損保ホームページ)。
なので、保険料については他の車種と比較すると高額になる可能性があります。
他車種との比較
次に、クーペを購入する際に比較検討されることが多いボディタイプとの違いを解説します。
セダンとの比較
セダンとクーペはよく似ているモデルと言われていますが、クーペがスタイリッシュさや運転時のドライバーの爽快感を重視している一方、セダンは乗り心地や走行安定性を重視しています。
また、クーペと比べるとセダンは荷物の積載性や乗員人数にゆとりがあり、ヒトや荷物を運ぶのに適しています。
ステーションワゴンとの比較
ステーションワゴンは車のリア部分のスペースを広げ、よりヒトや荷物を積めるようしている車です。
ご家族の誰かがステーションワゴンのような実用性の高いクルマに乗っている場合に、2台目としてクーペを選択するのもいいかもしれません。
クーペの選び方の3つのポイント
最後に、クーペを選ぶときに重視すべき3つのポイントについて解説します。
トータルの維持費で選ぶ
クーペは他のボディタイプと比較して、車両価格が高く、走行性にこだわっているので、ハイパワーエンジンを積んでいます。
排気量が大きいため、燃費が悪く燃料費がかさむこともデメリットのひとつです。燃料をハイオクにしている車種も多いため、購入する際は、自動車税や燃料費の試算を併せて行いましょう。
メーカーごとの特徴を知ったうえで選ぶ
メーカーごとの特徴を知るということも重要です。スタイリッシュさや走行性を重視するクーペユーザーを満足させられるよう、各メーカーはこだわりをもってクルマづくりをしています。
特徴はさまざまで、とことん走行性能にこだわったもの、ラグジュアリーな質感を追求したものなど多岐にわたります。
予算に合った価格帯で選ぶ
他のボディタイプを選ぶときにも共通していえることですが、ご自身の予算を踏まえて、無理のない範囲で購入できるクルマを選びましょう。
特にクーペの場合、希望の車種が予算と合わない場合、中古車を検討するのもひとつの手段かもしれません。状態が良く、走行距離の少ないものが見つかる可能性があります。
まとめ
以上、クーペの特徴、メリット・デメリットについてご紹介しました。維持費については、車種やグレードにもよりますが、保険料については型式別料率が大きく設定されているため、他の車種よりも高額になる可能性があります。
こういった条件を抜きにして、スタイリッシュさが何よりも魅力のクーペは、実用性抜きにして、1度は乗ってみたい憧れの車なのかもしれません。
高価格帯が多いクーペですが、中古車でしたら憧れの車種に手が届くかもしれません。ご購入、ご売却でお悩みのことがありましたら、ぜひ公式ラインからお気軽にご連絡ください。新車・中古車問わず、はじめてのクルマ選びのご相談にものらせていただきます。