中古車を購入する際の流れについて解説！納車までどのぐらい時間がかかるのかを新車と比較

「中古車の購入を検討しているけれど、はじめてのことでどうしたらいいかわからない…」

そんな方のために、中古車を購入する流れや納車までの期間について解説します。

どんなクルマが欲しいか考えるときのポイント

中古車を購入する前に、まず考えなくてはいけないのが、どんなクルマが欲しいかということです。

乗りたいクルマや気になっている車種があらかじめ決まっていれば話は早いのですが、特に考えがまとまってない場合、予算・ボディタイプ・リセールバリューの3点に着目して、クルマを絞り込むことをおすすめします。

予算を決める

まずは、予算を決めましょう。

予算を決める際は、車両価格だけではなく、税金や車検代、燃料費などクルマの維持にかかる費用についても考えておきましょう。

ボディタイプを決める

次に検討するのはボディタイプです。

ボディタイプとは、軽自動車・コンパクトカー・SUV・ステーションワゴンなど、クルマの外観や用途による分類のことです。

使用目的や使用頻度、クルマに乗る人数などによって、だいたいボディタイプが絞られると思います。

車高や車幅など、クルマのサイズが駐車場に収まるかどうかもボディタイプを検討する際のポイントになります。

リセールバリューで決める

最後に忘れてはいけないのが、リセールバリュー(＝再販価値)です。

今は特に車種にこだわりがなくても、クルマに乗っているうちに好きな車種が見つかり、乗り換えを検討するようになるかもしれません。

そのような場合に、需要の高いクルマであれば、中古車であってもまたすぐに次の乗り手が見つかり、高額で買い取ってもらえます。

特にこだわりがない場合こそ、リセールバリューを考えて、中古車を購入することをおすすめします。

購入する方法について

中古車の購入の方法は、一般的には2種類あります。

ひとつめは中古車販売店やディーラーで購入する方法。
もうひとつは、フリマサイトを利用したり、オークション等で個人から購入する方法です。

それぞれのメリット・デメリットをもとに検討してみてください。

中古車販売店やディーラーから購入する

メリット

・専門知識の豊富なスタッフによるサポートを受けられる

・欲しいクルマをヒアリングして希望の車種を探してくれる

・購入手続きやローンの組み方、所有権の移行など、複雑な手続きをお任せできる

デメリット

・販促費や人件費等が手数料として車両価格に上乗せされる場合が多いので、トータルの費用が高くなる

・販売店によって中古車の質が異なる

フリマサイトやオークション等で個人から購入する

メリット

・販促費や人件費等の手数料がかからないので、トータルの費用を安く抑えられる

・消費税がかからない

デメリット

・クルマの所有権の移行手続き等を、自分で行う必要がある

・クルマの引き渡しに時間と手間がかかる

・名義が変更されなかったり、前の所有者が税金を滞納していたことが後々に発覚したりといったトラブルの可能性がある

中古車の購入手続きの流れ

欲しい中古車が決まったら、いよいよ購入するための契約手続きに進みます。

契約の流れは、大きく分けて4つのステップから成ります。

ステップ１：必要書類を準備する

まず、必要書類を準備します。
委任状など販売店で準備してくれる一部の書類を除き、自分で準備しなければならない書類もあります。

また、購入するクルマが普通自動車か軽自動車かによって、準備する書類の種類が変わるので注意してください。

ステップ２：自動車ローンを選ぶ

次に、自動車ローンを選びます。
大きくわけて【銀行系】、【ディーラー系】、【自社ローン】の3種類があります。
それぞれ特徴があるので、メリット・デメリットをよく考慮して、自分にあったローンを賢く選択してください。

このとき、【銀行系】のローンで仮審査を済ませておくと、ローンを組める金額の目安がわかり、審査にかかる時間を節約できます。
気になる場合は、信用情報を照会しておくのもいいでしょう。

ステップ３：契約書にサインする

必要書類の準備が終わったら、売買契約書にサインします。
契約書には、重要な内容が記載されているので、必ず全体に目を通しましょう。

不明点があれば、わかるまで担当者に質問し、内容に納得してから署名・押印に進むようにしましょう。

ステップ４：納車

売買契約書が締結されれば、いよいよ納車です。
契約が完了した日に乗って帰れるわけではないので、注意が必要です。

中古車の場合、所有権の移行手続きや点検・整備を経て、約1～2週間後に納車されることが多いです。

なお、新車(国産車)の場合はディーラーからメーカーへ発注する過程が含まれるため、約1～3ヶ月はかかります。
こうして納車までの流れを比較すると、新車よりも中古車のほうが早く納車されることがわかります。

※中古車を購入する際、乗り換えでクルマを売却する予定がある場合は、納車までの期間を考えて買取を依頼してください。
場合によっては、代車を貸し出すサービスを行っている買取業者もあります。

まとめ

はじめての中古車購入ガイドとして、基本的な流れを解説いたしました。

中古車といえど、クルマの購入はとても大きな買い物です。後悔しないよう、最良の選択をしたいですね。

ジャンクカー.jpでは、はじめての中古車選びはもちろん、買い替え、ご売却、どんなご相談でも承ります。
5年後のリセールバリューが高いクルマについても、アドバイスさせていただきます！お気軽にご連絡ください。