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オートローン金利の相場は?比較のポイントについて解説

車とお金

手元にまとまったお金がなくても、オートローンを利用すれば、気に入ったクルマが手に入るタイミングで資金を調達することが可能になります。

この記事では、オートローン金利の相場と比較のポイントについて解説します。

オートローンの種類

オートローンには、大きく分けて、銀行系のオートローン、ディーラーローン、中古車購入時に利用できる自社ローンと3種類のローンがあります。それぞれのローンのメリット・デメリット、選ぶときのポイントについてご説明します。

銀行のオートローン

銀行系オートローンとは、メガバンクや地方銀行のほか、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクなどの金融機関が商品として提供しているオートローンのことです。

メリット
・金利が1.5%~4%ほどと低い
・変動金利型と固定金利型を選べるケースも
・最長10年程度と借入期間が長い傾向にある

デメリット
・審査が比較的厳しく、日数が掛かる
・頭金が必須になっていることも多い

銀行系のローンを選ぶときは、メガバンクなどの大手銀行よりも、地銀や信用金庫/組合の方が金利が低い傾向にあるので、お住いの地域の地銀をチェックしてみましょう。

また、ネット銀行も店舗運営のコストがない分、金利が安いので、併せてウェブサイトを確認することをおすすめします。

ディーラーローン

ディーラーローンは、ディーラー(自動車販売店)が提供するオートローンのことです。購入者は車を担保にして、ディーラーと提携する信販会社に返済していきます。

メリット
・審査に通りやすい
・店頭で手続きが済むなど、手続きが楽
・低金利のキャンペーンを利用できることがある

デメリット
・銀行の自動車ローンと比較すると、金利が高い(年5%~7%)
・借入期間の設定が短い
・クルマの売却・買い替えの場合は、ローンの一括返済を求められる

ディーラーローンを利用する場合、最も重要なことは事前他の銀行系のローンや信販会社のローンの金利や返済条件などを確認しておくことです。

ディーラー提携の自動車ローンは、ローンの詳細が公開されていないので、その場で比較検討する必要があります。

また、ディーラーによっては、ローン返済終了後の車の想定価格=「残価」を差し引いた金額をローンとして月々返済する残価設定ローンという商品を持っています。

月々のローンの支払額は残価設定をしていないときと比較して安くなりますが、差し引かれている残価分にも金利がかかっている点に注意が必要です。

このように、ローンに関する基礎知識をあらかじめもっていないと、いろいろなローンの商品を提示された際に適切な判断ができません。

自社ローン

自社ローンは中古車購入時に利用することができるローンで、中古車販売店と直接ローンを組むというものです。

メリット
・審査に通りやすい
・店頭で手続きが済むなど、手続きが楽

デメリット
・銀行の自動車ローンと比較すると、金利が高い
・手数料や保証料が上乗せされ、総返済額は高くなる
・クルマの売却・買い替えの場合は、ローンの一括返済を求められる

自社ローンは、銀行や信販会社を通さない中古車販売会社との直接契約になるので、他のローンで審査に通らなかった人でも通りやすいという特徴があります。

一方で、「金利0%」などと謳っていても、高額な手数料が上乗せされることもあるので、契約時には条件を詳細に確認しましょう。

保証料について

特に銀行のオートローンの場合、別途保証料を支払わなければならないケースがあります。

保証料は借入金額や返済期間によって変わり、また、支払うタイミングについても、借入時の場合や金利に含まれている場合、金利に上乗せされる場合もあります。

金利だけではなく、保証料やその他の手数料についてもしっかり把握するようにしましょう。

 固定金利か変動金利か

固定金利型か変動金利型かを選べるオートローンの場合、変動金利を選ぶことをおすすめします。

国内では、バブル崩壊後の1990年代半ば以降からずっと低金利状態が続いており、急激な金利上昇は考えにくい状態が続いています。

この20年のトレンドからみると、返済期間が5年以内であれば、変動金利型を選んだ方が、総支払金額が安く済むでしょう。

返済期間が長期にわたる場合には固定金利を選択し、低金利のローンへの乗り換えや繰り上げ返済を検討するのが賢い方法です。

まとめ

以上、オートローン金利の相場と比較のポイントについて解説します。

知らないと損してしまうこともあるので、ご自身に最適なオートローンを選択できるよう、情報収集を行いましょう。

現在ご所有のクルマのローンの残債や、オートローンのことでお悩みがあれば、ぜひ公式ラインからお気軽にご連絡ください。

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